股関節の痛みは「どこが痛むか」で考え方が変わります
「足の付け根が痛い」
「股関節の外側が痛む」
「お尻の奥がズーンと痛い」
「立ち上がる時や歩き始めの一歩目がつらい」
「ランニングやサッカーをすると股関節が痛くなる」
このような症状はありませんか?
股関節の痛みは、痛む場所や症状が出る動作によって考えられる原因が変わります。
股関節そのものだけでなく、
- 股関節周囲の筋肉
- お尻の筋肉
- 内ももの筋肉
- 腰
- 坐骨神経
- スポーツによる繰り返しの負担
などが関係することもあります。
そのため、「股関節が痛い」というだけで原因を一つに決めることはできません。
まずは、どこが痛むのか、どの動作で痛むのかを確認してみてください。
足の付け根・股関節の前が痛い
股関節の前側や鼠径部、足の付け根に痛みが出る方もいます。
特に、
- 脚を持ち上げると痛い
- 階段を上ると痛い
- 車へ乗り込む時に痛む
- ランニングやダッシュで痛む
- キック動作で足の付け根が痛い
場合には、腸腰筋や内転筋など股関節前面の筋肉へ負担がかかっていることがあります。
一方で、股関節そのものの問題でも鼠径部へ痛みが出ることがあります。
股関節の外側が痛い
鼠径部ではなく、股関節の外側やお尻の横が痛む方もいます。
例えば、
- 横向きで寝ると痛い
- 歩くと外側が痛む
- 股関節の横を押すと痛い
- 長く歩くと痛みが強くなる
といった症状です。
股関節の外側には、中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋などがあります。
歩行や片脚立ちでは、お尻周囲の筋肉が骨盤を支えるため、負担が蓄積すると外側へ痛みが出ることがあります。
お尻の奥・股関節の後ろが痛い
「股関節が痛い」と感じていても、実際にはお尻の奥が痛む方もいます。
お尻の深い位置には梨状筋や深層外旋筋群などがあり、歩く・走る・方向転換するといった動作で股関節を支えています。
特に、
- 座っているとお尻の奥が痛い
- 歩くと股関節の後ろが痛む
- ランニング後にお尻が重い
- 股関節をひねると痛い
場合には、臀部の深い筋肉が関係することがあります。
また、お尻から太もも・ふくらはぎへ痛みやしびれが広がる場合には、坐骨神経の影響も確認する必要があります。
立ち上がる時・歩き始めに股関節が痛い
「椅子から立った瞬間だけ痛い」
「朝の一歩目がつらい」
「車から降りて歩き始めると痛い」
「最初の数歩だけ痛く、歩くと楽になる」
という方もいます。
長時間座っている間は股関節を曲げた姿勢が続きます。
そこから立ち上がって歩き始める時には、股関節を伸ばし、片脚へ体重を乗せる動作が始まります。
股関節周囲に動かしにくさがある場合には、このタイミングで痛みが出ることがあります。
また、変形性股関節症でも立ち上がりや歩き始めに痛みが出ることがあります。
あぐらができない・股関節が開かない
「あぐらをすると片方の膝だけ浮く」
「足の付け根が詰まる」
「お尻が突っ張る」
「昔はできたのに最近あぐらができない」
という症状もあります。
あぐらでは、股関節を開く動きや外側へ回す動きが必要になります。
そのため、
- 内ももの筋肉
- お尻の筋肉
- 股関節周囲
- 股関節そのもの
などが関係することがあります。
痛みを我慢して無理に膝を床へ押し付ける必要はありません。
スポーツで股関節が痛い
ランニング・サッカー・野球・バドミントンなどでは、股関節を繰り返し使います。
特に、
- ダッシュ
- キック
- 切り返し
- ジャンプ
- 着地
- 坂道ランニング
などでは、股関節や鼠径部へ負担がかかります。
サッカーなどで足の付け根や鼠径部の痛みを繰り返す場合には、グロインペイン症候群なども考える必要があります。
変形性股関節症が関係することもあります
中高年の方で、
- 歩き始めに痛い
- 足の付け根が痛い
- 靴下を履きにくい
- あぐらがしにくい
- 股関節が開きにくい
- 長く歩くと痛い
といった症状がある場合には、変形性股関節症が関係していることがあります。
鍼灸で骨の変形やすり減った軟骨を元に戻すことはできません。
痛みを繰り返している場合や、動かせる範囲が以前より狭くなっている場合には、整形外科で状態を確認してください。
このような場合は医療機関を優先してください
股関節の痛みでも、
- 転倒や事故後から強く痛む
- 体重をかけられない
- 歩くことが難しい
- 股関節をほとんど動かせない
- 夜間も強く痛む
- 発熱や強い腫れがある
- 脚に力が入りにくい
- しびれが急に強くなった
場合には、鍼灸院より先に医療機関で状態を確認してください。
当院の股関節痛に対する鍼灸施術
ゆうこん堂鍼灸院では、股関節が痛いからといって股関節だけを見るわけではありません。
まず、
- どこが痛むのか
- どの動作で痛むのか
- 歩き始めに痛いのか
- あぐらで痛いのか
- スポーツで痛むのか
- 腰痛やしびれがあるのか
などを確認します。
そのうえで、
- 股関節周囲
- お尻
- 内もも
- 太もも
- 腰
など、症状に関係すると考えられる部位を確認しながら施術を行います。
鍼は、手では刺激しにくい深部の筋肉へ施術できることが特徴です。
広島で股関節の痛みにお悩みの方へ
股関節の痛みは、
「どこが痛むのか」
「どんな動作で痛むのか」
によって考え方が変わります。
足の付け根、外側、お尻の奥、歩き始め、あぐら、スポーツ時など、症状の出方を確認することが大切です。
【ゆうこん堂鍼灸院】では、股関節だけでなく、お尻・腰・太ももなども確認しながら鍼灸施術を行っています。
2008年開業、広島県安芸郡海田町の鍼灸専門院です。
股関節の痛みが続いている方はご相談ください。
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