膝の痛みは痛む部位によって狙う場所が違う

膝が痛い。

歩くと痛む。

階段の上り下りがつらい。

ランニングやスポーツをすると膝が痛くなる。

このような症状はありませんか?

膝の痛みは、痛む場所や痛みが出る動作によって考えられる原因が異なります。

膝の内側・外側・前側・裏側では、関係する筋肉や腱、靱帯、半月板、関節などが異なるため、「膝が痛い」という症状だけで原因を判断することはできません。

この記事では、膝の痛みの主な原因を、痛む場所や症状の特徴から解説します。

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膝の痛みは「どこが痛いか」を確認する

膝が痛むときに、まず確認したいのが痛む場所です。

大きく分けると、

  • 膝の内側
  • 膝の外側
  • 膝の前側・お皿周辺
  • 膝の裏側

に分けられます。

さらに、歩く・階段・しゃがむ・走るなど、どの動作で痛むのかも原因を考える手掛かりになります。

膝の内側が痛い原因

膝の内側が痛む場合には、鵞足炎、内側半月板損傷、変形性膝関節症、内側側副靱帯損傷などが考えられます。

特に、

  • 膝より少し下の内側が痛む
  • 歩くと内側が痛い
  • 階段で痛む
  • ランニング後に痛い
  • 膝が引っかかる
  • 歩き始めに痛む

など、痛む場所や症状によって考えられる原因が変わります。

▶ 膝の内側が痛い原因を詳しく見る

膝の外側が痛い原因

ランニングなどのスポーツで膝の外側が痛む場合には、**腸脛靱帯炎(ランナー膝)**などが考えられます。

特に、

  • 走っている途中から外側が痛くなる
  • 長い距離を走ると痛む
  • 下り坂で痛みが強くなる
  • 膝の外側を押すと痛い

といった症状がみられることがあります。

ただし、外側半月板などが関係している場合もあるため、腫れや引っかかりがある場合には注意が必要です。

▶ 膝の外側が痛い原因を詳しく見る

膝の前側が痛い原因

膝の前側やお皿周辺が痛む場合には、膝蓋大腿部痛、ジャンパー膝、オスグッド病などが考えられます。

痛む場所が少し違うだけでも、考えられる原因は変わります。

膝のお皿の周りが痛い

階段、スクワット、しゃがみ込みなどで膝のお皿周辺や奥が痛む場合には、膝蓋大腿部痛が関係していることがあります。

▶ 膝のお皿の周りが痛い原因

膝のお皿の下が痛い

ジャンプやダッシュなどを繰り返すスポーツでは、膝のお皿の下にある膝蓋腱へ負担がかかり、ジャンパー膝を起こすことがあります。

▶ ジャンパー膝の症状と原因

膝前面の痛みについて原因を広く確認したい方はこちらをご覧ください。

▶ 膝の前が痛い原因を詳しく見る

膝の裏が痛い原因

膝の裏に痛みや張りがある場合には、ハムストリングスなど膝裏周辺の筋肉や腱、ベーカー嚢腫、半月板などが関係していることがあります。

  • 膝を伸ばすと裏側が張る
  • 膝を深く曲げると痛む
  • 膝裏に腫れや圧迫感がある
  • 運動後に膝裏が痛む

といった症状がある場合には、痛みが出る動作や腫れの有無を確認することが大切です。

膝裏に明らかな腫れがある場合や、痛みが強い場合には医療機関で状態を確認してください。

成長期の膝が痛い原因

スポーツをしている成長期の子どもでは、オスグッド病などによって膝の前側から下に痛みが出ることがあります。

オスグッド病では、

  • 膝のお皿より下が痛む
  • 膝下の骨が出っ張ってくる
  • ダッシュやジャンプで痛む
  • 蹴る動作で痛い
  • 運動後に痛みが強くなる

といった症状がみられることがあります。

▶ 成長期の膝の痛み・オスグッド病

歩くと膝が痛い場合

歩行時の膝痛にもさまざまな原因があります。

中高年では変形性膝関節症が関係していることがありますが、スポーツをしている人では筋肉や腱などへの負担によって歩行時にも痛みが出る場合があります。

「歩くと痛い」だけでなく、内側・外側・前・裏のどこが痛むのかも確認してください。

階段で膝が痛い場合

階段では膝を大きく曲げ伸ばしするため、平地を歩くときとは膝への負担が変わります。

お皿周辺が痛む場合もあれば、膝の内側に痛みが出る場合もあります。

特に階段を下りるときにお皿周辺が痛む場合には、膝蓋大腿部周辺が関係していることがあります。

ランニングで膝が痛い場合

ランニングによる膝痛では、痛む場所を確認することが重要です。

外側なら腸脛靱帯炎、内側より少し下なら鵞足炎、前側なら膝蓋大腿部痛やジャンパー膝などが考えられます。

走行距離やスピード練習、坂道練習などを急に増やした後に症状が出た場合には、運動量を一時的に調整してください。

こんな膝の痛みは整形外科へ

次のような症状がある場合には、鍼灸院より先に整形外科などの医療機関で状態を確認してください。

  • 転倒や接触の後から強く痛む
  • 膝が大きく腫れている
  • 体重をかけられない
  • 膝が引っかかって動かない
  • 膝崩れを繰り返す
  • 安静にしていても強く痛む
  • 熱感や発熱を伴う

半月板や靱帯などの損傷が関係している場合もあるため、強い症状を我慢しないことが大切です。

膝の痛みに対する当院の鍼灸施術

広島県安芸郡海田町の【ゆうこん堂鍼灸院】では、膝が痛い場合でも、痛む場所だけを確認して施術するわけではありません。

症状に応じて、

  • 膝のどこが痛むのか
  • どの動作で痛むのか
  • 太ももの筋肉
  • ハムストリングス
  • 股関節周囲
  • ふくらはぎ
  • スポーツ歴や運動量

などを確認しながら鍼灸施術を行います。

膝の状態によっては、鍼灸よりも医療機関での検査や治療を優先していただく場合があります。

膝の痛みでお悩みの方へ

膝の痛みにはさまざまな原因があります。

内側・外側・前側・裏側のどこが痛むのか、歩行・階段・ランニングなど、どの動作で痛むのかを確認することが大切です。

症状が続いている場合には、「膝が痛い」だけで判断せず、痛む場所や動作を確認して原因を探していきましょう。

広島県安芸郡海田町の【ゆうこん堂鍼灸院】では、膝だけでなく太ももや股関節、ふくらはぎなども確認しながら、その方の状態に合わせた鍼灸施術を行っています。

▶ 広島で膝の痛みに鍼灸をお探しの方はこちら

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