スポーツ障害で痛みが出たとき、
「練習を休めば治りますか?」
という質問をよく受けます。
結論から言えば、休むことで改善するケースもあれば、休んだだけでは再発するケースもあります。
実際に当院にも、
- 2週間休んで痛みが消えたのに、走ったらまた痛くなった
- 部活を休んでいたのに、練習再開後に同じ場所が痛くなった
- 大会が近いので長期間は休みたくない
- 痛みは軽いので練習を続けてよいのか知りたい
という方が来院されます。
大切なのは「休む・休まない」の二択ではなく、なぜ痛みが出ているのかを確認することです。
広島県安芸郡海田町のゆうこん堂鍼灸院では、ランナー膝・シンスプリント・ジャンパー膝・アキレス腱炎など、スポーツによる身体の痛みをご相談いただいています。
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スポーツ障害は休めば治る?
スポーツ障害は、同じ動作を繰り返すことで身体の一部分に負担が集中して起こるものがあります。
ランニング、ジャンプ、投球、スイングなどを何百回・何千回と繰り返すことで、筋肉や腱などへの負担が蓄積します。
練習を休めば身体への負荷がなくなるため、痛みが軽くなることはあります。
問題はその後です。
練習を再開した途端に、
「また同じ場所が痛くなった」
ということがあります。
これは痛みが軽くなっていても、身体の状態や競技動作による負担が残っている可能性があるためです。
休んだのに痛みが再発するのはなぜ?
例えばランニングによる膝の痛みでは、膝だけに問題があるとは限りません。
- 太ももの筋肉が張っている
- お尻の筋肉がうまく使えていない
- 股関節が動きにくい
- 足首が硬い
- 左右で身体の使い方が違う
- 練習量が急激に増えている
など、さまざまな要因が考えられます。
休養によって痛みが軽くなっても、同じ練習量・同じ身体の使い方に戻れば、再び同じ場所へ負担が掛かることがあります。
そのため、
「痛くなくなった=すぐ元通りの練習ができる」
とは限りません。
練習を再開するときには、身体の状態を確認しながら少しずつ負荷を戻すことも大切です。
練習を休んだ方がよいケース
当院はスポーツを続けたい方の気持ちを大切にしていますが、どんな痛みでも練習を続けてよいとは考えていません。
例えば、
- 骨折・疲労骨折が疑われる
- 強い腫れがある
- 内出血が強い
- 歩くことが難しいほど痛い
- 急激に強い痛みが出た
- 靭帯損傷が疑われる
- しびれや筋力低下がある
といった場合には、練習を中止して医療機関で確認することが重要です。
特にランナーや陸上選手のすねの痛みでは、シンスプリントだと思っていたものが疲労骨折だったという可能性もあります。
無理に競技を続けることが、結果的に長期離脱につながる場合もあります。
練習を続けながら施術することもあります
一方、身体の状態によっては練習量を調整しながら施術を行うケースもあります。
特に学生アスリートの場合、
「最後の大会が近い」
「レギュラーを外れたくない」
「できるだけ部活動を休みたくない」
という事情もあります。
社会人ランナーでも、大会に向けて何か月も練習してきた方に簡単に「走るのをやめましょう」とは言えません。
まず身体の状態を確認して、
- 完全に休んだ方がよいのか
- 練習量を減らせばよいのか
- 痛みの出る動作だけ避けるのか
- 医療機関で検査した方がよいのか
を考えることが重要です。
スポーツ障害に対して鍼灸でできること
当院では痛みが出ている場所だけに鍼をして終わるのではなく、周囲の筋肉や身体の動きも確認します。
例えば膝が痛い場合でも、
- 太もも
- お尻
- 股関節
- ふくらはぎ
- 足首
などを確認します。
鍼治療は、手では届きにくい身体の奥にある筋肉にも刺激できることが特徴です。
筋肉の張りや動かしにくさなど、スポーツによる身体の負担に対して、状態を確認しながら施術を行います。
ただし、鍼灸だけですべてのスポーツ障害に対応できるわけではありません。
骨折や疲労骨折、重度の靭帯損傷などが疑われる場合には、まず医療機関での診断が必要です。
休んでも再発しやすいスポーツ障害
当院ではさまざまなスポーツ障害をご相談いただいています。
膝の外側が痛い
ランニング中や走った後に膝の外側が痛む場合には、ランナー膝が考えられます。
▶ ランナー膝についてはこちら
すねの内側が痛い
陸上・サッカーなど走る量の多い競技では、シンスプリントが起こることがあります。
▶ シンスプリントについてはこちら
膝のお皿の下が痛い
ジャンプやダッシュを繰り返す競技では、ジャンパー膝がみられます。
▶ ジャンパー膝についてはこちら
アキレス腱が痛い
ランニングやジャンプによる負担が続くことで、アキレス腱周辺に痛みが出ることがあります。
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痛みがなくなった後の練習再開も重要です
スポーツ障害では、痛みを改善することだけでなく、どのように競技へ戻るかも重要です。
数週間まったく走らなかった人が、痛みが消えた翌日に以前と同じ距離を走れば、身体への負担は急激に増えます。
例えばランニングなら、
短い距離から始める
↓
痛みが出ないか確認する
↓
徐々に距離や強度を戻す
という考え方が必要になります。
部活動でも同様です。
いきなり通常練習へ完全復帰するのではなく、身体の状態を確認しながら練習量を戻していく方がよいケースがあります。
試合や大会が近い場合は早めにご相談ください
「大会まであと2週間しかない」
「試合にはどうしても出たい」
という相談もあります。
大会直前になって痛みが強くなってからでは、できることが限られてしまいます。
試合の日程が決まっている場合には、最初にお知らせください。
身体の状態と残された日数を確認しながら施術を行います。
試合前後の身体のケアやコンディショニングにも対応しています。
▶ アスリートのコンディショニングはこちら
よくある質問
Q. 何日休めばスポーツ障害は治りますか?
症状や程度によって大きく異なるため、一律に「○日休めば大丈夫」とは言えません。痛みだけでなく、身体の状態や競技内容も確認する必要があります。
Q. 痛みがなくなれば練習を再開しても大丈夫ですか?
痛みがなくなったことは一つの目安ですが、すぐに以前と同じ練習量へ戻すと再び痛みが出る場合があります。徐々に負荷を戻すことが大切です。
Q. 練習を続けながら鍼灸を受けられますか?
症状によります。練習を続けながら施術する方もいますが、状態によっては休養や医療機関での検査をおすすめします。
Q. 中学生・高校生でも対応できますか?
はい。部活動によるスポーツ障害で来院する中学生・高校生もいます。
Q. 試合前でも鍼灸を受けられますか?
可能です。ただし初めて鍼を受ける場合などは、試合直前を避けて余裕を持ってご相談いただくことをおすすめします。
スポーツ障害を休んでも繰り返している方へ
スポーツ障害は、
「休む → 痛みが消える → 練習再開 → また痛む」
を繰り返すことがあります。
そんなときには、さらに長く休むことだけを考えるのではなく、なぜ同じ場所へ負担が掛かっているのかを確認してみましょう。
一方、疲労骨折や靭帯損傷など、休養や医療機関での治療が必要なケースもあります。
大切なのは、何でも我慢して競技を続けることでも、何でも長期間休むことでもありません。
現在の身体の状態に合わせて、競技復帰までの方法を考えることです。
ゆうこん堂鍼灸院は広島県安芸郡海田町にある鍼灸専門院です。
ランナーから学生アスリートまで、スポーツによる膝・すね・足首・腰・肩・肘などの痛みをご相談いただいています。
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