暑い日に運動や屋外作業をした後、
「ふくらはぎが突然つった」
「太ももやふくらはぎがピクピク痙攣する」
という経験はありませんか?
暑い環境で大量に汗をかいた後のこむら返りや筋肉の痙攣は、熱中症の症状として現れることがあります。
特にランニング、部活動、屋外作業などで大量に汗をかいた場合には注意が必要です。
ただし、ふくらはぎがつる原因は熱中症だけではありません。
暑さが落ち着いた後も繰り返しつる、運動中にいつも同じ場所がつる、ふくらはぎの張りが強いという場合には、筋肉の疲労や緊張などが関係していることもあります。
ゆうこん堂鍼灸院にも、
「最近ふくらはぎがよくつるので何とかしたい」
という方が一定数来院されます。
この記事では、暑い時期にふくらはぎがつる原因、熱中症との関係、対処法と鍼灸でできることを解説します。
熱中症でふくらはぎがつることはある?
あります。
厚生労働省では、熱中症の症状として「筋肉のこむら返り」「筋肉痛」などを挙げています。
暑い場所で運動や作業をすると大量の汗をかきます。
汗によって身体から水分や塩分が失われると、ふくらはぎや太ももなどに痛みを伴う筋肉の痙攣が起こることがあります。いわゆる「熱けいれん」と呼ばれる状態です。
暑い日にふくらはぎが突然つった場合には、無理に運動を続けないでください。
暑い日にふくらはぎがつったらどうする?
まずは運動や作業を中止します。
そのうえで、
- 涼しい場所へ移動する
- 衣服をゆるめる
- 身体を冷やす
- 水分と塩分を補給する
といった対応を行います。
経口補水液などを利用する方法もあります。
厚生労働省も、熱中症が疑われる場合には涼しい場所へ移動し、身体を冷やし、水分・塩分などを補給するよう案内しています。
こんな症状があれば鍼灸院ではなく医療機関へ
ふくらはぎがつったからといって、すべて鍼灸院で対応するわけではありません。
特に、
- 呼びかけへの反応がおかしい
- 意識がもうろうとしている
- 自力で水分を飲めない
- 全身に痙攣が起きている
- 強い頭痛や吐き気がある
- 身体が非常に熱い
- 応急処置をしても改善しない
場合には、熱中症が重症化している可能性があります。
自力で水が飲めない、意識がおかしい場合には救急要請が必要です。
この段階で鍼を受けることを考える必要はありません。
まず医療機関での対応を優先してください。
暑さが治まってもふくらはぎがつる場合
熱中症とは別に、
「夜中によくふくらはぎがつる」
「ランニング中に毎回同じふくらはぎがつる」
「暑くない時期にもつる」
「つらなくても常にふくらはぎが張っている」
という方もいます。
このような場合には、単純な暑さや水分不足だけではなく、運動量、筋肉の疲労、ふくらはぎの緊張なども確認する必要があります。
当院でも、ふくらはぎが頻繁につることを理由に来院される方がいます。
ふくらはぎがつる方への鍼治療
ゆうこん堂鍼灸院では、暑さによる熱中症そのものを鍼で治療するわけではありません。
一方で、
熱中症などの急性症状が落ち着いた後も、ふくらはぎが頻繁につる
運動すると同じ場所が張ってつりやすい
という方には、ふくらはぎの状態を確認して鍼を行うことがあります。
ふくらはぎには腓腹筋やヒラメ筋など大きな筋肉があります。
実際の施術では、硬く緊張している場所を確認しながら鍼を行い、筋肉の緊張を緩めることを目指します。
ふくらはぎだけを見るのではなく、必要に応じて太ももや足首なども確認します。
当院では、
「何度もこむら返りを繰り返す」
「走るとふくらはぎがすぐ張る」
「寝ていると足がつる」
といった相談もあります。
ランナーや部活動では特に注意
ランニングや部活動では、真夏でも長時間身体を動かします。
大量に汗をかく環境では、水分だけではなく塩分も失われます。
運動前から体調を確認し、暑い日は休憩を増やし、こまめに水分を補給することが大切です。
特に、
- 睡眠不足
- 体調不良
- 急に暑くなった日
- 暑さにまだ慣れていない時期
- 長時間の屋外練習
などでは無理をしないようにしてください。
暑熱順化も熱中症予防には大切
身体は暑さに徐々に慣れていきます。
これを「暑熱順化」といいます。
春から初夏にかけて急に気温が上がった時期や、しばらく運動を休んだ後などは、まだ暑さに身体が慣れていないことがあります。
いきなり真夏と同じ運動量にするのではなく、徐々に暑い環境に身体を慣らしていくことも大切です。
よくある質問
ふくらはぎがつったら水だけ飲めばいいですか?
大量に汗をかいて熱中症が疑われる場合には、水分だけではなく塩分の補給も重要です。
経口補水液などを利用する方法もあります。
ふくらはぎがつるのは全部熱中症ですか?
いいえ。
暑い環境でのこむら返りは熱中症の症状として起こることがありますが、すべてが熱中症とは限りません。
繰り返す場合には別の原因についても確認が必要です。
ふくらはぎがつる場合に鍼はできますか?
熱中症の急性症状がある場合には、まず身体を冷やし、水分・塩分を補給するなどの対応が優先です。
一方、熱中症とは関係なくふくらはぎの張りやこむら返りを繰り返している場合には、筋肉の状態を確認したうえで鍼を行うことがあります。
ふくらはぎが何度もつる方へ
暑い日のこむら返りは、熱中症のサインである場合があります。
まずは運動を中止し、涼しい場所へ移動して、水分・塩分補給などの対応をしてください。
その一方で、
暑さが治まっても何度もふくらはぎがつる
ランニングや部活動でいつも同じ場所がつる
ふくらはぎの張りが取れない
という場合には、筋肉の状態を一度確認してみてもよいでしょう。
ゆうこん堂鍼灸院は、安芸郡海田町にある鍼灸専門院です。
ランナーや中学生・高校生など、スポーツをしている方も多く来院されています。
ふくらはぎの張りや繰り返すこむら返りでお困りの方はご相談ください。
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