膝の裏が痛い・違和感がある方へ
膝を伸ばしたときや歩いているときに、膝の裏が痛むことはありませんか?
- 膝をまっすぐ伸ばすと裏側が痛い
- 歩くと膝の裏に違和感がある
- 立ち上がると膝の裏が突っ張る
- 膝を深く曲げると裏側が詰まる
- 階段を上り下りすると痛む
- ランニング後に膝の裏が張る
- 膝の裏が腫れているように感じる
- ふくらはぎまで痛みや張りが広がる
膝の裏には、筋肉や腱、靱帯、神経、血管などが集まっています。そのため、痛みの原因を「膝関節だけの問題」と決めつけることはできません。
太ももの裏やふくらはぎの筋肉が強く張り、膝の裏へ痛みが出ている場合もあります。
このページでは、膝の裏を伸ばすと痛む原因や、違和感があるときの対処法について、広島県安芸郡海田町の鍼灸院が解説します。
膝の内側・外側・前側にも痛みがある方は、痛む場所から確認してください。
膝の裏に痛みが出る理由
膝の裏側には、太ももの裏にあるハムストリングス、ふくらはぎにある腓腹筋、膝の動きを細かく調整する膝窩筋などが集まっています。
これらの筋肉は、歩く、走る、膝を曲げる、膝を伸ばすといった動作で使われます。
運動や仕事で筋肉に疲労が蓄積すると、膝を伸ばした際に筋肉や腱が引き伸ばされ、膝の裏に痛みや突っ張りを感じることがあります。
一方で、膝関節の腫れや半月板の問題などにより、膝の裏に痛みが出る場合もあります。
痛む場所だけで判断せず、
- 膝を伸ばすと痛いのか
- 曲げると痛いのか
- 歩き始めに痛いのか
- 運動後に痛むのか
- 腫れや熱感があるのか
などを確認することが大切です。
膝の裏が痛む主な原因
太ももの裏が強く張っている
太ももの裏にあるハムストリングスの一部は、膝の周囲につながっています。
長時間の立ち仕事、歩き過ぎ、ランニング、ダッシュなどで疲労すると、膝の裏から太ももの裏にかけて張りや痛みが出ることがあります。
特に膝を伸ばしたときに突っ張る場合は、太ももの裏の筋肉や腱に負担が蓄積している可能性があります。
ただし、強く前屈したり、膝を無理に伸ばしたりすると痛みが増すことがあります。硬いからといって、痛みを我慢してストレッチする必要はありません。
ふくらはぎの筋肉が緊張している
ふくらはぎの腓腹筋は、膝の裏側を通って太ももの骨につながっています。
歩行、ランニング、坂道、階段、ジャンプなどが続くと腓腹筋に疲労が蓄積し、膝の裏に近い部分が痛むことがあります。
ふくらはぎの上部を押すと痛い、つま先立ちで膝裏に響くという場合には、膝関節ではなく、ふくらはぎの筋肉が関係していることもあります。
膝窩筋に負担がかかっている
膝窩筋は膝の裏側にある小さな筋肉で、膝を曲げ始める動きや、膝関節の安定に関係しています。
ランニング、坂道、方向転換などを繰り返す競技では、膝窩筋に負担がかかることがあります。
膝の裏のやや外側が痛む、走ったあとに膝裏が重くなるという場合には、膝窩筋を含めて確認します。
ベーカー嚢腫が関係している
膝の裏に膨らみや腫れ、圧迫感がある場合には、ベーカー嚢腫が関係していることがあります。
ベーカー嚢腫は、膝関節内の液体が膝の裏側にたまり、袋状に膨らんだ状態です。膝を伸ばしたときに突っ張ったり、深く曲げたときに詰まったように感じたりすることがあります。
変形性膝関節症や半月板損傷など、膝関節内の問題に伴って起こる場合もあります。
膝の裏に明らかな腫れやしこりがある場合には、自己判断せず、整形外科で状態を確認してください。
変形性膝関節症が関係している
変形性膝関節症では、膝の内側だけでなく、膝の裏側に痛みや違和感が出ることがあります。
歩き始めや椅子から立ち上がるときに痛い、膝が伸びきらない、腫れやこわばりがある場合には、膝関節の状態を確認する必要があります。
半月板に負担がかかっている
半月板は、膝関節の内側と外側にあり、膝へ加わる衝撃を和らげています。
スポーツ中に膝をひねったあとから痛む、膝を曲げ伸ばしすると引っかかる、膝が伸びきらないという場合には、半月板が関係している可能性があります。
半月板の痛みは膝の内側や外側に出ることが多いものの、膝の奥や裏側に感じる人もいます。
伸ばすと痛い場合と曲げると痛い場合の違い
膝を伸ばすと裏が痛い
膝をまっすぐ伸ばしたときに裏側が突っ張る場合には、ハムストリングスやふくらはぎなど、膝の裏側を通る筋肉や腱が関係していることがあります。
膝関節が腫れている場合にも、完全に伸ばしにくくなることがあります。
無理に膝を押さえつけたり、反動をつけて伸ばしたりしないようにしてください。
膝を曲げると裏が痛い
正座やしゃがむ動作で膝の裏が詰まる場合には、関節内の腫れやベーカー嚢腫、筋肉の圧迫などが考えられます。
膝を曲げたときに膝の前や内側も痛む場合には、膝裏以外の問題が混ざっている可能性があります。
歩くと膝の裏が痛い
歩行では膝の曲げ伸ばしを繰り返します。
歩き始めだけ痛むのか、長く歩くと痛くなるのかによっても、考えられる負担が異なります。
階段でも膝が痛む方は、上りと下りのどちらで症状が強いか確認してみましょう。
膝の裏が痛いときの対処法
痛みが強いときは、膝を何度も曲げ伸ばして確認したり、痛みを我慢してストレッチしたりすることを避けてください。
ランニングやスクワットなど、症状が強くなる運動はいったん負荷を下げます。
腫れや熱感がある場合には、長時間温めたり強く揉んだりせず、医療機関で状態を確認してください。
腫れがなく筋肉の疲労が考えられる場合には、痛みの出ない範囲で軽く歩いたり、同じ姿勢を長時間続けないようにしたりする方法があります。
膝の裏だけを揉むのではなく、太ももの裏、ふくらはぎ、股関節なども含めて負担を見直すことが大切です。
早めに医療機関を受診した方がよい症状
次の症状がある場合には、鍼灸院へ来院する前に医療機関を受診してください。
- 転倒やスポーツ中の負傷後から強く痛む
- 膝の裏に大きな腫れやしこりがある
- 膝が伸びない、曲がらない
- 膝が引っかかって動かなくなる
- 脚に力が入らない
- 膝やふくらはぎが赤く腫れている
- 片脚だけ急にむくんだ
- ふくらはぎに熱感や強い痛みがある
- 息苦しさや胸の痛みを伴う
片脚の急な腫れやふくらはぎの痛みは、血管の問題が関係する場合もあります。揉んだり運動したりせず、速やかに医療機関へ相談してください。
膝裏の痛みに対する鍼灸施術
膝の裏が痛む場合でも、膝裏だけに鍼をするとは限りません。
ゆうこん堂鍼灸院では、
- 膝を伸ばしたときの痛み
- 膝を曲げたときの詰まり
- 太ももの裏の緊張
- ふくらはぎの張り
- 股関節や足首の動き
- 左右の脚の使い方
- 腫れや熱感の有無
などを確認します。
そのうえで、ハムストリングス、ふくらはぎ、膝周囲、股関節周囲など、負担が集中している筋肉に鍼灸施術を行います。
膝の裏には神経や血管が通っているため、痛む場所へむやみに強い刺激を加えるのではなく、安全性に配慮しながら施術部位を選びます。
膝の痛みに対する施術方針や料金については、次のページをご覧ください。
広島で膝の裏の痛みにお悩みの方へ
膝の裏の痛みは、膝関節だけでなく、太ももの裏やふくらはぎの筋肉、スポーツや仕事による疲労などが関係していることがあります。
膝を伸ばすと痛い、歩くと膝裏に違和感がある、運動後に張りが続く場合には、膝だけでなく脚全体を確認することが大切です。
広島県安芸郡海田町のゆうこん堂鍼灸院は、完全予約制・ベッド1台の鍼灸専門院です。無理な通院や回数券の購入を勧めることはありません。
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