
腰の真ん中ではなく、右や左の腰の横だけが痛むことはありませんか?
- 腰の片側だけズキッと痛い
- 腰の横を押すと痛い
- 身体を捻ると腰の横が痛む
- 反ったり起き上がったりすると痛い
- 長時間座っていると片側の腰がつらい
- スポーツをすると腰の横が痛くなる
このような「腰の横の痛み」には、腰方形筋など腰周囲の筋肉が関係していることがあります。
ただし、腰の横には筋肉だけでなく腰椎や関節があり、さらに腎臓など内臓の不調によって腰付近に痛みを感じる場合もあります。
そのため、「腰の横が痛い=腰方形筋が原因」と決めつけることはできません。
どの場所が痛むのか、押すと痛むのか、身体を動かした時だけ痛むのか、安静にしていても痛むのかなどを確認することが大切です。
腰の横が痛い主な原因
腰の横が痛む原因はいくつか考えられます。
痛み方や痛みが出る動作によって、関係する場所も変わってきます。
腰方形筋など腰周囲の筋肉
腰の横の痛みで関係することがある筋肉の一つが**腰方形筋(ようほうけいきん)**です。
腰方形筋は第12肋骨・腰椎・骨盤をつなぐ、腰の深い位置にある筋肉です。
主に、
- 体幹を安定させる
- 身体を横へ倒す
- 腰椎や骨盤を支える
といった働きをしています。
そのため、
- 身体を捻る
- 身体を反らす
- 片側へ体重をかける
- 長時間同じ姿勢を続ける
- スポーツで繰り返し体幹を使う
といった動作によって負担がかかることがあります。
特に動いた時に腰の横が痛み、押しても痛みを感じる場合には、腰方形筋を含む腰周囲の筋肉が関係している可能性があります。
お尻・骨盤周囲の筋肉
「腰が痛い」と感じていても、実際には腰より少し下のお尻や骨盤周囲に痛みが出ていることがあります。
中殿筋などお尻の筋肉は、歩行や立っている時に骨盤を安定させるために使われます。
長時間立っている、歩く・走る時間が長い、片側へ体重をかける癖があるなどによって負担が増えることがあります。
腰の横からお尻の上あたりまで痛む場合には、腰だけでなくお尻や股関節周囲も確認する必要があります。
腰椎や関節が関係する痛み
腰の横が痛むからといって、必ず筋肉が原因とは限りません。
腰椎やその周囲の関節などが痛みに関係している場合もあります。
特に、
- 身体を反らすと強く痛む
- 腰を捻ると痛い
- 同じ動作で繰り返し痛む
- 脚の痛みやしびれを伴う
といった場合には、筋肉だけで判断しないことが大切です。
脚のしびれや筋力低下を伴う場合には、整形外科での検査を優先してください。
腎臓など内臓が関係する場合
腰の横から背中にかけての痛みは、筋肉や腰椎以外が原因となることもあります。
特に、
- 発熱がある
- 吐き気がある
- 尿の状態がおかしい
- 安静にしていても強く痛む
- 身体を動かしても痛みがあまり変わらない
などを伴う場合には、自己判断で筋肉痛と決めつけないでください。
このような場合には鍼灸院ではなく、医療機関で原因を確認することが優先です。
右・左の片側だけ腰が痛い
「右の腰だけ痛い」
「いつも左側だけ腰が張る」
という方もいます。
片側だけの腰痛では、
- 片側へ体重をかける
- 足を組む
- 同じ方向へ身体を捻る
- 仕事で同じ動作を繰り返す
- スポーツで左右非対称の動きを繰り返す
などによって、左右の筋肉へかかる負担に差が生じていることがあります。
例えば、野球・ゴルフ・テニス・バドミントンなど、身体を大きく捻る競技では片側の腰へ負担が集中することがあります。
ただし、右だからこの筋肉、左だからこの病気という判断はできません。
左右どちらが痛いかだけでなく、どんな動作で痛むかを確認することが重要です。
腰の横を押すと痛い
腰の横を指で押した時に痛みを感じる場合、腰周囲の筋肉に強い張りや圧痛がみられることがあります。
特に腰方形筋などへ負担がかかっていると、
- 押すと痛い
- 腰が重だるい
- 立ち上がる時に痛い
- 身体を横へ倒すと痛い
- 捻ると痛い
といった症状が現れることがあります。
一方で、強く押して痛むからといって、その筋肉が必ず痛みの原因とは限りません。
痛む場所だけでなく、腰・骨盤・股関節の動きなども合わせて確認する必要があります。
捻る・反ると腰の横が痛い
身体を捻ったり反らしたりした時だけ腰の横が痛む場合には、腰周囲の筋肉や関節へ負担がかかっている可能性があります。
特に、
- 野球のバッティング
- ゴルフのスイング
- テニスのサーブ
- バドミントンのスマッシュ
などでは、体幹を大きく捻りながら腰を安定させる必要があります。
このような動作を繰り返すことで腰方形筋などへ負担が集中し、片側の腰が痛くなることがあります。
スポーツ中に毎回同じ動作で痛む場合には、痛い場所だけでなく競技動作や股関節の動きなども確認することが大切です。
座っていると腰の横が痛い
デスクワークや車の運転など、長時間座った後に腰の横が痛くなる方もいます。
座っている時間が長くなると、
- 猫背になる
- 片側へ体重をかける
- 足を組む
- 骨盤周囲をほとんど動かさない
といった状態になりやすく、腰やお尻周囲へ負担がかかります。
長時間座る仕事では、30~60分を目安に一度立ち上がり、少し歩くなどして同じ姿勢を続けないことも大切です。
寝返り・起き上がりで腰の横が痛い
寝返りやベッドから起き上がる時には、腰やお腹周囲の筋肉を使います。
そのため腰周囲の筋肉に負担がかかっていると、
「寝返りした瞬間にズキッとする」
「朝、起き上がる時だけ腰の横が痛い」
といった症状が出ることがあります。
急に腰が痛くなった場合には、無理にストレッチしたり揉んだりせず、痛みが強くなる動作を避けながら経過を確認してください。
腰の横が痛い時の対処法
軽い腰痛であれば、まずは痛みを強くする動作を控えてみましょう。
まったく動かないのではなく、痛みが強くならない範囲で日常生活を続けることが基本です。
長時間座る方であれば定期的に立ち上がる、スポーツで痛みが出る方であれば一時的に練習量を調整するなど、腰へかかる負担を減らします。
ストレッチで楽になる場合もありますが、ストレッチによって痛みが強くなる場合には無理に続けないでください。
このような腰の横の痛みは医療機関へ
腰の横が痛む場合でも、次のような症状がある場合には鍼灸院より医療機関での確認を優先してください。
- 転倒や衝突後から強く痛む
- 脚のしびれや筋力低下が進んでいる
- 排尿・排便に異常がある
- 発熱や強い倦怠感を伴う
- 安静にしていても強く痛む
- 夜間も強い痛みが続く
- 原因不明の体重減少がある
- 尿の異常や吐き気などを伴う
また、上記に当てはまらなくても、強い痛みが続く場合や徐々に悪化している場合には、一度医療機関で原因を確認することをおすすめします。
腰の横の痛みへの当院の施術
ゆうこん堂鍼灸院では、「腰の横が痛いから腰方形筋」と決めつけて施術することはありません。
まず、
- どの場所が痛むのか
- 右・左のどちらが痛むのか
- 押すと痛いのか
- 捻る・反ると痛いのか
- 座っていると痛いのか
- スポーツ中だけ痛むのか
などを確認します。
そのうえで腰方形筋をはじめとした腰周囲の筋肉だけでなく、お尻・股関節周囲なども確認し、必要な場所へ鍼灸施術を行います。
腰方形筋は身体の深い位置にある筋肉です。
当院では、このような深部の筋肉も状態を確認しながら鍼でアプローチします。
ただし、鍼灸の対象ではない可能性がある場合には、医療機関での検査を優先していただきます。
広島で腰の横の痛みにお悩みの方へ
「腰の真ん中ではなく横が痛い」
「右または左の腰だけ痛む」
「押すと痛い」
「身体を捻るとズキッとする」
このような腰痛には、腰方形筋など腰周囲の筋肉や、お尻・股関節周囲などが関係していることがあります。
大切なのは、痛む場所だけで原因を決めるのではなく、どのような姿勢や動作で痛みが出るのかを確認することです。
ゆうこん堂鍼灸院では、腰だけでなく股関節やお尻周囲など身体全体の状態を確認しながら施術を行います。
【ゆうこん堂鍼灸院】は広島県安芸郡海田町にある鍼灸専門院です。
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